FURU2007-01-14


60年代に活躍したイギリスの俳優兼シンガー。
あまり詳しくはないのですが、これは67年リリースで
彼のたぶんセカンド・アルバムだと思います。
ギターの弾き語り、グッドタイミー、そして時代を反映した
サイケやインド志向のサウンドなど、
シンプルな雰囲気ながらも幅広い音楽性で聞かせます。


曲はカバーが中心。
レナード・コーエンの「Suzanne」からアルバムはスタートしますが、
このカバーはシングル・カットされスマッシュヒットしたようですね。


このアルバムで特に私が気に入っているカバーは3つ。
グッドタイミーなアレンジの「Just Like A Woman」(ボブ・ディラン)、
インド楽器をふんだんに盛り込んだ「Museum」(ドノヴァン)、
そしてアコースティック・ギター弾き語りで聞かせる「Strawberry Fields Forever」(ビートルズ)
ってのがその3曲。


特に「Strawberry〜」の弾き語りカバーというのが個人的にはニンマリで、
しかもアルバムのラストをこれで締めくくるなんて、
なかなか良いセンスしてるじゃありませんか。