FURU2007-01-13


昨年出会ったアルバムの中でも特に印象深い一枚。
アコースティック・ギターの弾き語りスタイルに、
スウィンギーなバックが付き、トラディショナルなゴスペルやブルーズ、
R&Bやジャズ・ナンバーをカバーしていきます。
こういうのってジャンル分けが難しいんですけど、
そういうアルバムに限ってかなりツボだったりするんだよなぁ(笑)。


アコギの刻みだけをバックに歌い出すサム・クック「Touch The Hem」のカバー。
これはグッとくるね。間もなくしてバック・バンドが入ってきて、
もちろんそれも悪くないんだけど、この時ばかりは、
「もうちょっとギターだけで聞かせてよ〜」って思ってしまうなぁ。
シスター・ロゼッタ・シャープの「My Journey To The Sky」もすごく良くて、
この2曲がベストトラック。
どちらもB面に収録で、この2曲のために私はいつもB面から聞き始めます。
そして、A面にひっくり返すと、
女性Voを大々的にフィーチャーした「Get Happy」が
タイトルどおりハッピーに迎えてくれます。
The Original Sloth Band & The Honolulu Heartbreakersなるバックバンド
とともに聞かせる、最高にごきげんでスウィンギーなナンバーですよ。