FURU2006-03-25

3/1以来のご無沙汰となってしまったこの「音日記」ですが、着々とビートルズのレコードが我家に増殖しています(笑)。画像にアップしたのは、すべてU.K.パーロフォンのモノラル盤。この他にも、U.K.のステレオ盤やU.S.キャピトルのモノラル盤なども数枚購入しています。


中でも特に素晴らしいのが『Please Please Me』ですね。オリジナル・モノラル盤の威力を見せつけられています。音がかたまりとなって迫ってくるこの感じ。特に重低音が素晴らしく、ポールのベースがブンブン唸っています。このアルバムはオーバー・ダビング一切なしでレコーディングされているのですが、その手法が最も生かされているのがこのオリジナル・モノラル盤なんでしょうね。「Anna」や「Baby It's You」でのジョンのボーカルも最高!「今さらなぜビートルズのモノラル盤?」と言う人には、黙ってこのアルバムを差し出したいと思います。


で、私が購入した『Please Please Me』ですが、厳密にはオリジナル・プレスではありません。いわゆる“3rd Press”と呼ばれているもの。1stと2nd Pressはラベルのロゴが金色の、いわゆる「ゴールド・パーロフォン」で、これはめちゃめちゃ高い。まだまだ私なんぞの若僧(?)には、とても手が出るものではありません(5万円くらいするかな?)。サード・プレス以降は、いわゆる「イエロー・パーロフォン」で、これは『サージェント・ペッパーズ』まで続く、ビートルズのLPにおいて主流となるレーベルです。ちなみに『ホワイト・アルバム』からは、日本でもお馴染みの有名なアップル・レーベルになっていきます。