FURU2006-03-01

初めて『赤盤(1962-1966)』を聞いた日から数えて、かれこれビートルズ・ファン歴23年になろうとしている私が、とうとう手にしてしまいました。PARLOPHONEレーベルのオリジナル・モノラル盤。先週その第一弾として『A Hard Day's Night』が到着し、毎日のようにターンテーブルに乗せていましたが、本日第二弾、セカンド・アルバム『With The Beatlesが到着いたしました!


この20数年、ビートルズのアルバムは今までずっと赤帯に通し番号の付いた国内再発盤LPか、90年代以降のCDで聞いていた私が遂に手にしたオリジナル盤。いや〜感慨深いですね。もちろん中高生の時代になけなしのお小遣いをはたいて全て新品で購入した国内盤LPにも愛着はあるのですが、この年になって初めて味わう60年代オリジナル盤の重量感のあるサウンドにすっかり魅了されています。今までずっと付き合ってきたアルバムなのに、こんなにも新鮮な気持ちで接することができるなんて。部屋の中はすっかり60年代前半にタイムスリップしたかのよう。この感覚はCDだとなかなか味わえないですね。


今回手にした『With The Beatles』は、裏ジャケやラベルに前の所有者の名前が書き込まれていて、そんな理由もあってかオークションで案外安く落札できました。

盤質的には少々のキズがあってもモノラル針だと演奏中のプチノイズをほとんど拾わないんですよね。私個人的な感覚では、名前の書き込み等があっても基本的には音質に変わりはないわけだから、さほど気にはなりません。逆にそのために安くあがるんだったら、むしろ大歓迎(?)ですね。あ、表ジャケにでかでかと名前が書き込まれてたら、それはちょっと嫌ですが・・・。


実はすでにもう何枚か落札をしていて、現在到着待ちをしています。しばらくは仕事から帰ってくるのが楽しみでしょうがない日々が続きそうです。