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前回「次はスピーカー」と書いてしまいましたが、
今回もう一回だけカートリッジの話を。
先日取り付けたDENON DL-103の他に、
もう一つカートリッジを購入しました。
同じくDENONなのですが、こちらはDL-102です。
分かる人にはすぐに分かると思うのですが、
これはモノラル盤専用のカートリッジ。
通常のステレオ用のカートリッジと違って、ズシリと重たいです。
このDL-102用にはシェルも軽量なもの必要となります。

生まれて初めてモノラル用のカートリッジでモノラル盤を聞きました。
今までずっとモノラル盤もステレオ用の針で聞いてたんですよね。
この何とも言えぬ「質感」と「安定感」。そして「迫力」。素晴らしい。
まるで部屋の中が50年代や60年代にタイムスリップしたかのよう。

それとビックリしたのは、モノ盤をステレオ針で聞いていた時に
聞こえていたノイズが、見事におさえられているということ。
もちろん物理的なキズですから、モノ針であってもノイズが入るものもありますが、
レコードによっては全くノイズが消えるものもありました。
中には、今まで「針飛び」してた箇所が、モノラル針だと、
ちゃんと飛ばずに聞くことができたりして、二重の驚きでしたね。

ということで、今日はとりあえず女性ボーカルものを中心に、
我が家にあるモノラル盤LPをとっかえひっかえ色々と試しておりました。
例えばこんな感じ♪