FURU2005-08-29

仕事をちょっと早く上がって、夕方過ぎから吉祥寺のレコ屋に行ってきました。考えてみると、この8月は、ブックオフを除いて、全然中古レコ屋というものに足を運んでなかったではないか!ということで、自分への「夏のボーナス」のつもりで(なんじゃそりゃ。笑)、結構な枚数をゲットしてまいりました。今回もジャズ中心の猟盤でしたが、もちろんオリジナル盤などという高価なものに手がでるはずもなく、再発盤や国内盤などの安物を中心に購入。ジャズに関してはホント「駆け出し中」の身でありますので、未聴のベーシック・アイテムがまだまだウヨウヨとしているのです。財布さえ許せば、それこそ一度に何十枚と買ってしまいそう・・・(笑)。※写真は、本日購入のレコードの抜粋です♪


さてさて、本日訪れた某レコ屋での話。

※<斜体部分>は私の心の声です


私と同世代(もしくは少し下くらい)の夫婦が、私がお店に入ったその10分後くらいに来店してきました。まだちっちゃな赤ちゃんを乗せた乳母車を担いで。


その夫婦、店に入って来るや否や、赤ちゃんをレコ棚の横に置いたまま、物凄い勢いで棚をあさり始めました。次々と気になる盤を抜きとり、あっという間に2人ともそれぞれ10枚を超える枚数のレコードを積み上げていきます。


<うわっ、この人達より先に着いてよかった〜。もし遅れてたら、皆持ってかれてたぞ。>


この時点で、すでに私も5、6枚くらいのレコードを手に持っていました。一応さらに店内を一眺めした後で、ちょっと気になる盤を視聴でもしようと思って、視聴機のほうへ向かうと、そこへはすでに先客の女性が・・・。その女性とは例の夫婦の奥さんのほうで、どうやらこれは、手に持ったレコをすべて視聴しそうな勢い。


<し、しまった! これは先が長いぞ・・・。>


脇目もふらずに更に棚をあさり続ける旦那。


<おいおい、更にまた枚数積み上げてるじゃないの。まさか奥さんの視聴が終わったら、絶妙な連携プレイを使って、旦那とバトンタッチするんじゃないだろーね。>


もうこの段階で、視聴は諦めモードになってきました。結局は、その気になる盤のアーチスト名を手のひらにペンでメモってから、そのレコを棚に戻し、泣く泣くレジへ向かったのでありました。


ということで、私の手のひらに書かれた「Uncle Dick's Old Time Singers」というグループの詳細が分かる人がいらっしゃいましたら、どなたか教えて下さい(笑)。