FURU2005-03-30

♪Step By Step『I Always Wanted To Be In The Band』

最近「通勤音楽」として大活躍なのがこのCD。今年ソウル・ウォーカー・シリーズでリイシューされた大所帯ファンク・バンド。76年Brunswickからリリースされた唯一のアルバム。すでに私の周辺では購入率も高く、尚かつすこぶる評判が良いんですよね。そして、聞いて納得。これは紛れもなくソウル/ファンク史に残る素晴らしいアルバム!というのが率直な感想です。

バンドであることを前面に出して、メンバーが一丸となってサウンドを作り上げる。これが何と言ってもファンク・バンドの基本。一曲目の濃厚ファンク・ナンバー「Cash Money」が始まった瞬間に、そのサウンドのかっこ良さに思わず唸ってしまいましたよ。ファンキーなギターカッティングとベースラインが何と言ってもツボ。で、アルバム通して聞いていくと、ドファンクと言えそうなのは意外にもこの曲ともう一曲「People」の2曲くらいで、後はどちらかというと軽快ダンサー寄りのサウンドやメロウなバラードで占められているのですが、どの曲もバンドとしての彼らが前面に押し出されているし、どれもホント名曲といった感じの素晴らしい仕上がりなんですよね。タイトル曲のコーラス・リフレインなんかもう最高にカッチョイイですよね〜。いやいや参りました。

こんなの聞きながら運転していると、スピードも思わずグングン上がっちゃいそうになります。気を付けなくちゃね。