本日のコタツ音楽

FURU2005-03-07

♪Josh White『Josh White's Blues』

昨日の夜から何故だか無性にブルーズ聞いています。これはつい先日到着したアルバムの中の一枚で、ジョシュ・ホワイトの57年作。随分と久しぶりにブルーズのレコードを買ったような気がしますが、いや〜それにしても素晴らしいジャケ。ブルーズ・アルバムのジャケットはやっぱりこうでなくちゃ!と一人で思わず納得しちゃいました。もうハッキリ言って「ジャケ買い」でございます。

ジョシュ・ホワイトは戦前からレコーディングを残すブルーズ・シンガー/ギタリストですが、戦後はフォーク・シンガー的なアプローチが主体となっていたようです(息子のジョシュ・ホワイトJr.もまた有名なフォーク・シンガー)。この57年録音はそんな彼の二面性がよく表れた作品で、アコースティック・ギターをかき鳴らしたり、時にはメロウに奏でたりといった感じで、「How Long How Long Blues」「Careless Love」「St. Louis Blues」といったナンバーを歌っています。バックにはドラムとベース。時にはホーンが絡んだりしますが、これが何ともアンバランスな妙。アコギ弾き語りスタイルでスローとスピーディー・アコスウィングが交差する「Oh Lula」あたりも、なかなか粋なこと演ってくれるなぁという印象で、すっかり浸ってしまいましたよ。