休日の音楽

FURU2005-03-06

日曜日。今日は基本的に時間には余裕があるけど、財布の中身には余裕がない(笑)。これは黙って家で音楽でも聞いてなさいってことかなぁ。ということで、今日は実況中継っぽくなるかも!?

♪Nancy Wilson『A Touch Of Today』

本日の一発目は、昨日到着した盤でナンシー・ウィルソンの66年作アルバム。ジャズ畑のシンガー達がよく60年代中頃〜後半にかけてポップス・ヒットのカバー集みたいなものを作っていますが、これもそんな肌触りの一枚ですね。フォーチューンズのヒット「You've Got Your Troubles」、スティーヴィーの「Uptight」、トニー・ハッチ作「Call Me」などなど、なかなかグルーヴィーなアレンジで聞かせてくれていて、かなり良い感じ。


♪Scott Jarrett『Without Rhyme Or Reason』

A.M.10:30。うちのレコ棚の新着盤コーナーの一画でしばらく頑張ってきましたが、昨日届いた盤で新着コーナーも溢れてきましたので、ここで聞いてこのアルバムは遂に「S」の棚に移行です。キース・ジャレットの弟のスコット・ジャレット。さすがに若い頃から兄と共に様々な音楽に親しんでいただけあって、ソングライティングやアレンジにも一流のセンスを感じます。ただ何故かアルバムはこれ一枚しかなくて、何とも勿体無いなぁ。兄のキースも何曲かでピアノを弾いていますが、メロウなバラードの中では「ちょっと音数が多すぎませんか?」・・・と、ちょっとツッコんでみたりして(笑)。


只今P.M.9:30。って全然、実況中継してませんでしたね。すみません。ヤフオクで売れたレコードを梱包したり、それを郵便局へ出しに行ったりしてました。それと、今年はレコードやCDを計画的に買おうと思っているので「ウォントリスト」なるものを作り始めていたら、あっという間に時間が経っちゃった(笑)。その間はレコやCDではなくて、ずっとラジオを聞いておりました。


♪Joe Louis Walker『In The Morning』

車で郵便局へ行ってる間のドライヴ音楽、および現在のBGMはこれ。ベテラン・ブルーズマン、ジョー・ルイス・ウォーカーの2002年作。ギター2本にベース、ドラム、そしてパーカッションという編成で聞かせるスタイリッシュな現在進行形のブルーズ。ポップな楽曲からロック調、ブギー、そしてラストのマディ風スライドGをフィーチャーしたスロー・ブルーズまで、全10曲がさりげなくバラエティに富んでいて、しかもアルバムの中で自然と溶け合うようにして流れていき、終始肩の力を抜いて楽しめます。ジョー・ルイス自身ともう一人のギタリストG.E.Smithが楽しくプレイを分け合っている感じで、和やかなセッションの様子が目に浮かぶようですね。ここではパーカッションもサウンドへのいい味付け役となっております。そう言えば、昨年の9月にさらに新譜が出ているみたいですね!そっちもぜひとも聞いてみたいと思っています。


♪Joe Louis Walker『Cold Is The Night』

今夜はもう一枚、ジョー・ルイス・ウォーカーを。ブルーズ・ガイド本に掲載されていた私にとっては、とても懐かしい86年作。なかなかメロディアスな楽曲と流れるようなギター・プレイ。久しぶりに聞いてますけど、こっちもやっぱり良いですね〜。