本日のコタツ音楽 (Special Edition)
現在a.m.10:00。今日は基本的に家でのんびりと音楽でも聞いていると思いますので、ちょっと特別企画でも(笑)。本日聞いてるレコードを次々と紹介していきたいと思います。
♪Tamiko Jones『I'll Be Anything For You』
本日の一発目はこれ。68年録音でA&Mからのリリース。ソウルともジャスともポップとも説明がつかないこの独自の肌触りがいいなぁ。バックにはリチャード・ティー、チャック・レイニー、バーナード・パーディ、エリック・ゲイルらも名前を連ねています。タイトル曲や「Black Is Black」などのアップテンポでグルーヴィーなナンバーが特に良いです。全体的にボーカルの質感も素晴らしく、すぐ間近で歌っているような感じがしますね。レコーディングは4回くらいに分かれてなされているようですが、その都度ミュージシャンが入れ替わっているようです。ソロモン・バークもアレンジに関わったり、ゲスト・ボーカルとして参加していたりします。
♪Dick Williams『Kids Sing For Big People』
64年ニューヨーク。キッズが歌うジャズ集。「Come Rain Or Come Shine」「All Of Me」「My Blue Heaven」etc.。子供達のカラーにはやっぱり軽快なナンバーのほうが合ってますね。
♪The Brady Bunch『Meet The Brady Bunch』
現在11:30過ぎ。キッズコーラスならではのこの躍動感。きましたきました「American Pie」のカバー、最高! きよさん(http://d.hatena.ne.jp/addsomemusic/)も同様のリアルタイム中継をしています。併せてどうぞ。
♪Tommy Flanders『The Moonstone』
お昼ですね〜。きよさんオススメのこの一枚を。フォーキーなゆったりしたアコギのリズム。そしてエレキギターのクリアーなトーンのオブリがとても落ち着きます。曲調のシンプルさが、元気のいい音楽を聞いた後のメリハリとして大変グッド。69年のリリースでいいのかな? おっと、P5さん(http://d.hatena.ne.jp/P5NEO/)も始められたようですね。
♪The King Sisters『The New Sounds Of The Fabulous King Sisters』
最近買ったレコード。30年代、40年代から活躍する女性ジャズコーラス・グループの60年代の録音。彼女達のコーラス・スタイルが60sサウンドに微妙にマッチした素晴らしいアルバム。しかしこのドリーミーな味わいは、聞く時間帯としてはちょっと早すぎたかな?(笑)
音楽はちょっと中断してTVでも(笑)。いつもはパネルの取り方に文句をつける児玉清ですが、今日の出演者達は非の打ちどころがなかったようです。見事「青」が勝利し、フランス旅行をかけた最後のクイズ「天保」もなんなくクリア。
♪The Armada Orchestra『Philly Armada』
昨日買ったレコード。700円ジャケ買い&コメント買い(笑)。おそらくU.K.のインスト・バンドで、アルバム・タイトルが示す通り、ここではオージェイズ、スタイリスティクス、ハロルド・メイヴィン&ブルーノーツ、イントゥルーダーズらのフィリー・グルーヴ・ヒット曲をカバー。もちろんストリングスやホーンを絡めながら、なかなか軽快な演奏を聞かせてくれていて、お得な買物だったんじゃないかな。おっと、ここでまたTVの誘惑が・・・。(ラーメン美味そうっ)
風来坊さん(http://d.hatena.ne.jp/huraibou/)のところでも始まっています!
コーヒー入れました。「Black Coffee」という曲があるからというわけでもないのですが、コーヒー入れたらなぜだかペギー・リーが聞きたくなりました。彼女の60年代キャピトル盤はどれも素晴らしいです。その中でも66年リリースのこの作品は、特に人気の高い一枚なのではないでしょうか。A面ラストに収められた人気ナンバー「I Must Know」。この曲は思わずリピートして聞きたくなっちゃいますね。
♪Lena Horne & Gabor Szabo『Lena & Gabor』
辺りはすっかり暗くなってきました。このアルバムは先月の風来坊さんの日記でも取り上げられていました。69年録音ですが、うちのは79年の再発盤でジャケも違っています。リチャード・ティー、グラディ・テイト、チャック・レイニー、エリック・ゲイル、コーネル・デュプリーといったプレイヤーがバックを固めています。ガボール・ザボってギタリストなのに、バックにさらにゲイルとデュプリーが参加しているのはどういうことだ?(笑) ビートルズ・ナンバー4曲を含むカバー曲中心のこのアルバム、何と言ってもキラー・チューンは「Rocky Raccoon」でしょう。グルーヴィーでカッチョイイ!もうこの曲ばっかり何度も聞きたくなっちゃうなぁ。ちなみに、次点が「The Fool On The Hill」かな。ちょっと買物に出掛けてきます。
8時過ぎに帰宅しました。
73年、グッドタイミー名盤!!「今夜はブギでも踊ろう」なんて、私にはありえないシチュエーションですが、まぁ雰囲気ってことで(笑)。それにしてもこのアルバムはいいなぁ♪
♪The Sweet Inspirations『Sweet Sweet Soul』
そろそろソウルな時間帯になりました。70年アトランティック盤。ホイットニーの母、シシー・ヒューストン在籍時のラストアルバム。いきなり「Shut-Up!!!」(黙れ!)と一喝されるこのアルバムはフィリー録音。適度な荒削り感の残るこの時期のフィリーの面々の演奏もまたいい感じ。そして、ゴスペルあがりの4人のコーラスが熱い!
♪William DeVaughn『Be Thankful For What You Got』
フィリー繋がり。カーティス・メイフィールドとアル・グリーンを足して二で割ったようなボーカルと曲調。74年のシグマ録音で、サウンド的にもかなり洗練されてきているのが分かります。素晴らしいメロウ・グルーヴ、素晴らしい楽曲多し!
♪Bob Dorough『Just About Everything』
夜遅くなってジャズ・ボーカルを聞き始めるというのは、その日の私のリスニングライフがクロージングに向かっているという、いつものパターン。これは66年のボブ・ドロウの名盤。彼のピアノと歌で綴られる独創的な世界には毎度ヤラレっぱなしです。ボブ・ディラン「くよくよするなよ」のカバーが特にこのアルバムの聞きもの。
♪The Smart Set『Informally Yours』
11時を回りました。今日はこれで最後にします。締めくくりは昨日購入した「お尻ジャケ」。59年のアルバムで、厚みのある男女混声の素晴らしいコーラスが堪能できます。
本日は計13枚のアルバムを聞きました。いや〜疲れたけど、この企画やってて楽しかった(笑)。また一日中ヒマな日があったらやってみたいと思います(えっ?もういいって?笑)。ではでは、最後まで付き合って下さった方々、どうもありがとうございました!