初めて買った洋楽LP

FURU2005-02-08

昨日の日記への書き込みでmeikanさんの初めて買った洋楽LPはカーペンターズだったということを教えていただきました。では、私の初めて買った洋楽LPは何か。ズバリ、このアルバムでございます。

Culture Club『Color By Numbers』

83年リリースで、たしか中2か中3くらいの時期だったかなぁ。一枚2500円の国内盤新品LPです。音楽とはほとんど無縁の家庭に育った私は、例えば我家に父親のレコード・コレクションがあるはずもなく、レコードプレイヤーも私が幼少の頃に童謡とか聞いてたものが故障して以来、そのまま買い換えられることもなくずっと月日が経っていました。小学校時代の音楽に触れる機会は、TV番組の「ザ・ベストテン」や「夜のヒットスタジオ」くらいだったなぁ(笑)。我家にレコードプレイヤーが復活したのは小学6年生くらいの頃だったと思いますよ。

中学になると少しずつ「洋楽」に興味を持ち始めました。でもアルバムは高価なものだったのですぐには買えなかったですね。もっぱらラジオのポップス・チャート系の番組と、TVのベストヒットU.S.A.。そして、何といっても「貸しレコード」でしたね。貸しレコードは、友達と一緒に行ってました。それぞれが数枚ずつ借りてきて、家でダビングを終えたら、借りてきたレコードをそのまま取り換えっこ(笑)。これでレンタルにかかったお金の倍の枚数のレコードを聞けることになります。いや〜子供ながらに工夫していましたよ(笑)。

当時流行ってたジャーニー、スティクス、TOTOビリー・ジョエルクリストファー・クロス、シカゴ、カルチャー・クラブ、ポリス、マイケル・ジャクソンといったアーチストは、みんなレンタルで聞いていました。デュラン・デュランカジャ・グーグー(懐かしい!笑)あたりもそう。ちょうどそんなタイミングでこのカルチャー・クラブの2nd『Color By Numbers』が新譜としてドーンと出たんですよね。そろそろレンタルばかりじゃなくアルバムを自分の物として所有したいなぁなんて思い始めていた頃で、よく覚えてないんだけど、きっと何かの臨時収入でもあったんでしょうね。とにかく色んなタイミングに後押しされて、思い切ってポーンとレコード屋さんで買っちゃいました。

『Color By Numbers』は初めて買った洋楽LPということで、愛着があるのはもちろんですが、今聞いても結構いいんですよね〜。このアルバムに散りばめられた黒っぽいフィーリング、そしてシングルカットされた曲のみならず、アルバムに収録された一曲一曲が力作揃いで、なかなかの聞き応えがあるんじゃないかなって今でも思っています。