本日のコタツ音楽

FURU2005-02-07

昨日聞いてた『The Carnival』を棚に戻す時に、その近くにあったこのアルバムがふと目に留まり、久々に聞いてみたりしています♪

Carpenters『Now & Then』

カーペンターズなんてベスト盤で聞けばいいや」なんてその昔思っていた私。しかし7、8年くらい前に、この73年リリースの『Now & Then』を初めて聞いた時に「それは間違いだった!」と痛烈に感じてしまいました。以来、ベスト盤よりも断然このアルバムのほうが私の愛聴盤となっていますよ。国内盤中古LPでたしか200〜300円くらいで買った記憶があります(笑)。

A面は、「Sing」に始まり、「This Masquerade」「Jambalaya」などの有名曲をほどよく盛り込んだごく普通のアルバムですが、何と言っても圧巻なのがB面!!!この日記を読んでいる人でこのアルバムをお持ちの方は、PCの前できっと「うんうん」とうなずいているに違いありません(笑)。彼らの代表曲であるばかりでなく、20世紀を代表する名曲と言ってよいあの「Yesterday Once More」に始まるこのB面の、ビーチボーイズの「Fun Fun Fun」を皮切りにラジオショー仕立てで繰り広げられるアーリー60sアメリカン・ポップのメドレーはホント楽しくて素晴らしいですよね!思わず一緒に歌わずにはいられないクリスタルズの「Da Doo Ron Ron」や、「Johnny Angel」「Our Day Will Come」といった全米No.1ヒットに、シフォンズの「One Fine Day」などなど。胸ときめくような構成のこの素敵なメドレーのラストは、「イエスタデイ・ワンス・モア」のリプライズでフェードアウトしていきます。いや〜ニクイ演出!やっぱり定番・有名アーチストも時々は立ち返って聞いていかなくちゃ、ってあらためて思いましたよ。