本日の通勤音楽

いつもは自動車通勤の私ですが、愛車を車検に出していたため、本当に久しぶりにバス・電車通勤をしました。たまにはこれもいいかな、とバス・電車通勤を満喫しようという計画。朝食はあえて取らずに、朝いつもより早く家を出発。久しぶりなので、駅で立ち食いソバでも食べようかなぁと思って(笑)。しかし、悲しいかな私の通勤ルートの駅に立ち食いソバ屋さんが見当たらない上に、乗り継ぎが全然悪くて思った以上に時間がかかってしまいました。結局コンビニでパンと缶コーヒーを買って、コンビニ前で一挙にたいらげて、職場へ駆け込んだのでした(笑)。

本日予定していた楽しみの一つであった「立ち食いソバ」はあえなく断念ということになってしまったのですが、もう一つの楽しみは、やっぱ音楽でしょ(笑)。車通勤が基本の私は、当然ながらiPod持っていません。CDウォークマンも故障中ということで、唯一の頼みの綱「MDウォークマン」を昨日のうちに充電し、MDに最近買ったばかりのレコードを何枚か録音しておきました。こういう作業を昨夜寝る前に一人でニヤニヤしながらやっている自分。我ながら、ちょっと不気味です(笑)。

ということで、今朝の通勤中に聞いていた一枚を。

♪Bobby Cole Trio『New! New! New!』

64年作のウルトラ・レアなアルバム『A Point Of View』が昨年奇跡のCDリイシューとなり、その内容のあまりの素晴らしさで、私の周辺では大変話題になっていたボビー・コール。これは60年頃の録音で、海外オークションで見つけたアナログ盤を運良く落札。やはりピアノ・ベース・ドラムのトリオによるジャズ演奏です。『A Point Of View』は、全曲がボビーのオリジナルで、最高にヒップで粋な彼の個性が前面に押し出された内容でしたが、この『New! New! New!』はジャズ・カバー曲が中心。ボーカルは抑え気味で、コーラス・アンサンブルで聞かせていくこのアルバムの各楽曲は何だかとても意外な感じがしました。粋でスピーディーな演奏は変わらずですが、『A Point Of View』とは明らかに肌触りが違っています。いや〜こういうセンスでも聞かせることができるんですねぇ。ボビー・コールという男がますます好きになりました。

Bobby Cole『A Point Of View』