バンド練習

久々に書きます。今日は今年初のバンド練習でした。ビートルズのカバー・バンド、カーネル・サンダー＆ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドが始動。昨年のライヴ納めもこのバンドだったなぁ。本日は昨年演ってた曲の復習と、アルバム『リボルバー』から新曲を１曲。個人的には年始早々の手の負傷以来、なかなかギターが触れていなかったので、２時間ギター弾いただけでかなりしんどくなってしまった。こりゃまだリハビリの段階だな(苦笑)。

ビートルズの『リボルバー』は66年の作品。そう、ちょうどビートルズがライヴ演奏にピリオドを打ち、スタジオ録音に没頭し始めたのがこのアルバムの頃。確実に曲が難解・複雑になってきた時期の作品で、それまでのビートルズのライヴでお馴染みのナンバー達と違って、女の子の黄色い歓声が見事に似合わない楽曲がズラリ(笑)。でもこの後にも先にもないこのアルバム独特の雰囲気がたまらなく好きです。ここで展開される実験的な要素が、67年の『サージェント・ペッパーズ』や『マジカル・ミステリー・ツアー』といった作品へと繋がりひとつの完成を見るのだけれど、ある意味とても「不完全」なこの『リボルバー』が放つ異種独特の緊張感は、彼らの他のどの作品を探しても味わえないものです。