本日のコタツ音楽

FURU2004-12-11

♪Shirley Brown『Woman To Woman』

今年になって、再発盤や国内盤からU.S.オリジナル盤へ買い換えたアルバムがいくつかあります。これもそんな一枚で、STAX関連レーベルのTRUTHからの74年リリースの名盤。ちょっと盤面にプツッと音に出るキズはあるものの、U.S.オリジナル盤ってのはやっぱり音がいいねぇ。
タツにサザンソウルってのもよく似合うなぁ、なんて思いながら聞いておりました。大ヒットしたタイトル曲「Woman To Woman」(R&Bチャート1位)や、「It Ain't No Fun」といったバラードが代表曲で、それらももちろん素晴らしいですが、他にバラードではイントロのメロウなギターに導かれる「Passion」というメロウなナンバーが何といってもツボ。ドナルド・ダック・ダンのベース・プレイの効いたファンキーな「So Glad To Have You」や、メンフィス・ホーンズが活躍するミディアム〜アップテンポで軽快なナンバー達も、バラード曲に負けず劣らず素晴らしいんですよね。

このアルバムをかけてたら、ちょっと離れたところで耳にしていたうちの奥さんが「これ、アレサ・フランクリン?」と訊いてきた。なるほど、たしかに声質とか歌い方とかそっくりな瞬間が随所にあるよね。そうやってあらためて聞いてみると、アレサの影響力ってやっぱりすごいですね。