本日の音楽

FURU2004-11-23

Ella Fitzgerald『Ella In Hollywood』

これはエラ・フィッツジェラルドの62年リリースのライヴ盤。エラのライヴ盤というと『オペラハウス』『ベルリン』『カーネギー・ホール』などすでに名盤として名高い有名なアルバムがいくつかありますが、一方でこの『エラ・イン・ハリウッド』はあんまり目立っていない存在なのではないでしょうか。しかしこれは上記のようなアルバムと比べてもなんら遜色のない素晴らしい録音なんですよね。

バックはピアノ、ギター、ベース、ドラムという4ピース。このシンプルな編成で軽快に歌い上げる女王エラ。特に高速スキャットを盛り込んだ楽曲はまさしく圧巻で、シンプルなバックの編成が彼女のボーカリストとしての実力・魅力をよりいっそう引き立てているような感じがします。彼女のライヴ盤の中では決して目立って語られる存在のアルバムではないけど、まさに「隠れ名盤」としてこれからもイチオシ!していきたいアルバムなのです。

全く話が変わりますが、現在はきよさんの作ったSSWセレクトを聞いています。これがまた素晴らしい曲がズラリと並んでいて、まさに今日みたいな小春日和の休日のBGMにピッタリの内容でしたね。って、もう夜になっちゃってから聞き始めているんですけどね(笑)。これはしばらくの間ちょくちょく取り出して聞いていくことになりそうです。う〜ん余裕があればこのあたりも少しずつアルバム集めていきたいなぁ。いずれにしても、きよさんサンクスでした!