本日の音楽

FURU2004-11-13

♪The Temptations『Hear To Tempt You』

先日購入した盤。テンプテーションズといえば言うまでもなく、キャリアも長いモータウン系の超・看板グループ。しかし70年代後半にチョットだけ浮気をしてアトランティックから2枚のアルバムをリリースしています。これはそのうちの一枚で77年の作品。この当時アーチスト達の間で流行っていた、いわゆる「フィリー詣で」作品でシグマ録音。アール・ヤングやノーマン・ハリスといった面々がバックを固めています。軽快なフィリー・ダンサーが約半分を占め、華麗なストリングスに彩られたメロウなバラードでも重みあるさすがなコーラスワークを聞かせてくれています。う〜ん、この時代のテンプスも悪くないね!

この時点で残っているオリジナル・メンバーはオーティス・ウイリアムスと低音のメルヴィン・フランクリンの2人。70年代のこのグループにとって大きな存在であったデニス・エドワーズの名前も消えちゃっています(彼はたしかこの後また復帰するような・・・)。でも、どれだけメンバーが変わろうと確固たるテンプス・スタイルがあるのはやはりさすが!といったところですね。