「列車もの」には弱いんです

FURU2005-03-14

♪Bobby Charles『Last Train To Memphis』

「本日の通勤音楽」は、2003年にリリースされたボビー・チャールズの新譜を。まず何と言ってもジャケとタイトルが良いですね。タイトル曲「Last Train To Mamphis」。列車をテーマに、しかも地名も登場したりなんかすると、これはもうアメリカン・ミュージックの定番中の定番のパターンですが、わたしゃこのパターンにめっぽう弱いんですよね〜(笑)。

さてさてこのアルバムは、豪華2枚組、計34曲というボリューム。まだ1枚目のほうしか聞けていないのですが、「新譜」と言っても、90年代の録音を中心として今まで未発表だった曲を集めたもので、75年〜2001年まで録音年代に25年もの幅があるものの、そんなことほとんど感じさせないような終始一貫したアメリカン・ルーツな音楽を聞かせてくれています。一つのアルバム作品として全く違和感なく聞くことができるのはさすがボビー・チャールズ!といった感じですね。しいて言えば、新しめの録音のものはボーカルがやや大味になっているかなぁ。まぁ名盤『ボビー・チャールズ』の頃の繊細なボーカルとは全体的にちょっと違いますね。

新しめの録音では若手ブルーズ・ギタリスト、ソニー・ランドレスが多くのセッションに参加し大活躍しています。あと、それぞれ別のセッションですがジェフ・マルダーとマリア・マルダーがゲスト参加しているのは興味深いですね。他に、ファッツ・ドミノ、ウィリー・ネルソン、ニール・ヤングといったビッグネイムもゲスト参加しています。


「写真館・第二弾」

  • 看板シリーズ・その2