本日のコタツ音楽
油断してると、日記の間隔があいてしまうなぁ(笑)。
♪Scott Jarrett『Without Rhyme Or Reason』
80年作。AOR期にうまく溶け入ったSSWとでもいいましょうか、とにかく素晴らしいサウンドが聞けます。スコット・ジャレットは、あのジャズ・ピアニスト、キース・ジャレットの実弟のシンガー兼ギタリストで、もちろん作曲も自身でこなします。ちょっとハイトーンのボーカルに、メインで弾くのはアコースティックギター。ジョーンジ・ベンソンばりのスキャットとのユニゾン・アコギソロも時に聞かせてくれます。このアルバムには兄貴のキースも2曲に参加し、ピアノを弾いています。そしてベースはあのマーカス・ミラーが全面参加! 他にもデイヴ・グルージンやラルフ・マクドナルドといったミュージシャンが参加しております。幼少の頃からの音楽環境の豊富さを感じさせるサウンド/曲作りはさすがといったところで、特にカリビアン風味溢れるタイトル曲や、ファンキーなアコギ・リフにマーカスのチョッパー・ベースが絡む「I Was A Fool」あたりは格別な聞き応えがあります。もちろん、シンプルなフォーキー/SSW系ナンバーもメロウでなかなか良いですよ。